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演算の優先順位の超入門
最終更新: 2026年3月30日
電卓でつまずく初心者は、ボタンの場所より先に「式がどの順で計算されるのか」で混乱しがちです。特に 2 + 3 × 4 が 20 ではなく 14 になる理由は、最初の大きな詰まりどころです。
このページでは、+ - × ÷ と括弧の最初のルールだけに絞って整理します。途中式を頭で抱え込まず、括弧で意味を固定するための超入門として読んでください。
向いている人
次のような状態なら、この入門から始める価値があります。
- 2 + 3 × 4 の答えがなぜ 14 になるのか毎回あいまいになる人
- 足し算と掛け算が混ざると途中で式の意味を見失う人
- 一般電卓と関数電卓の違いより前に、式の基本ルールを整理したい人
このページで分かること
最初に次の3つが整理できると、電卓の使い方がかなり安定します。
- × と ÷ が + と - より先に計算されるのが基本だと分かる
- 2 + 3 × 4 は 2 + 12 なので 14 になる、という見方で理解できる
- 途中式を頭で管理しないために、括弧でまとまりを作る意味が分かる
最初に押さえる順番
演算の優先順位は、次の順で覚えると実用に直結します。
- 1
まず × と ÷ が先、+ と - が後と覚える
これが最初の基本です。2 + 3 × 4 は、足し算を先にするのではなく、3 × 4 を先に見て 12 にしてから 2 を足します。
- 2
2 + 3 × 4 = 14 を式の流れで読む
答えだけ暗記するより、2 + (3 × 4) と読み替える方が理解しやすくなります。20 だと感じるのは、左から順に全部同じ重さで見ているときに起こりやすい混乱です。
- 3
まとまりを変えたいときは括弧を使う
もし (2 + 3) × 4 をしたいなら、括弧で先に 2 + 3 を固めます。括弧は「ここを先に計算する」と明示する道具だと考えると扱いやすくなります。
- 4
一般電卓で迷うなら、関数電卓で括弧を明示する
一般電卓でも計算はできますが、式のまとまりを頭で管理しがちです。括弧を明示して確認したい場面では、関数電卓の方が見通しがよくなります。
よくある失敗
超入門では、次の混乱が起こりやすいです。
左から順に全部計算すればよいと思う
そう考えると 2 + 3 × 4 を 20 と読みやすくなります。優先順位が違う演算子は、同じ重さで扱わないのが基本です。
括弧を飾りのように見てしまう
括弧は見た目ではなく、順番を決める記号です。途中式を頭で持たずに済むようにするために使います。
一般電卓と関数電卓の違いを先に難しく考える
最初に必要なのは道具の違いより式の読み方です。基本ルールが分かると、どちらの電卓でも迷いが減ります。
FAQ
Q. 2 + 3 × 4 はどうして 14 ですか?
A. × が + より先に計算されるからです。先に 3 × 4 を 12 にして、そのあと 2 を足すので 14 になります。
Q. 20 にしたいときはどうしますか?
A. (2 + 3) × 4 のように括弧を使って、足し算を先にするまとまりを作ります。
Q. 初心者は一般電卓と関数電卓のどちらを使うべきですか?
A. 短い四則演算なら一般電卓で十分です。括弧を明示したい、式をそのまま確認したい場面では関数電卓が役立ちます。
関数電卓で括弧を試す
2 + 3 × 4 と (2 + 3) × 4 を打ち比べると、括弧が順番をどう変えるかをそのまま確認できます。
関数電卓で括弧を試す