シミュレーターの使い方・活用ガイド
1. 基本的な使い方(シンプルモード)
最も簡単に将来の資産推移を予測するには、画面左上の「シンプルモード」を使用します。投資の初心者の方は、まず以下の3つの数字を入力するだけで十分です。
- 初期投資額: 現在すでに持っている投資資金(または預貯金から投資に回すお金)を入力します。ゼロからのスタートでも問題ありません。
- 毎月の積立額: 給料などから毎月、継続的に引き落として投資に回せる金額を入力します。生活防衛資金を確保した上で、無理のない範囲で設定してください。
- 積立期間(年数): 運用を続ける予定の年数です。「老後まで(あと30年)」や「子供の大学入学まで(あと15年)」など、目標に合わせて設定します。
入力すると、右側のグラフが即座に連動して動き、指定した年数後の「元本(自分が支払った総額)」と「運用益(投資によって増えた金額)」の予想を確認できます。
2. コース(プリセット)の活用
「いくら投資すればいいか分からない」「利回りって何?」という方は、画面上部に用意されている投資のコース(プリセット)ボタンをクリックしてみてください。
「新NISA(つみたて投資枠)」や「iDeCo」など、目的に合ったボタンを押すだけで、標準的な「想定利回り」やそれぞれの制度の「非課税メリット(税率0%)」が自動的にセットされます。そこから、ご自身の収入に合わせて「毎月の積立額」だけを上下の矢印キーやスライダーで微調整するのがおすすめです。
3. 詳細モードでの高度なシミュレーション
投資に慣れてきたら、画面左上のトグルを「詳細モード」に切り替えてみましょう。以下のより高度で現実的な設定が可能になります。
- 想定年利回り: 投資する商品の期待リターンを設定できます。全世界株式なら5%〜7%、債券中心なら2%〜3%が目安です。
- 信託報酬: 投資信託を保有している間にかかるコスト(手数料)です。このコストが将来の資産にどれだけ影響するか(コストの複利効果の悪影響)を「コスト比較」タブで視覚的に確認できます。
- 税率の考慮: 課税口座(特定口座)で運用した場合に引かれる税金(約20%)を設定できます。「税金比較」タブで、NISAやiDeCoといった非課税制度を利用した場合とどれだけ手元に残る金額に差が出るかを一目で比較できます。
4. 「目標金額」から逆算する
「老後資金に2000万円必要だ」とゴールが決まっている場合は、画面最上部のモード切り替えを「目標金額から逆算」に変更してください。
目標の金額と年数を入力するだけで、毎月いくら積み立てる必要があるかを瞬時に計算し提示します。「毎月そんなに払えない!」という場合は、期間を延ばしたり、より高い利回りの商品(リスクは上がります)を検討するなど、戦略の練り直しに非常に役立ちます。