シンプルチェーン(連鎖推論の入門)
候補同士のつながりを追跡して、矛盾または強制を使って候補を削る技法です。
チェックリスト
- 同一数字の強リンクと弱リンクを整理する。
- リンクを交互につないで連鎖を作る。
- 連鎖端点の関係から削除候補を決める。
- 削除後に単独候補へ戻って進行する。
学習コースでの位置づけ
このページは読むだけで終わらせず、成立条件を確認してから対応する難易度で1問解き、最後に 「どの候補を見て確定したか」を振り返るための教材です。
1. 見つけ方
チェックリストを上から順に声に出せる状態にします。
2. 成立確認
成立図と非成立図を見比べ、消してよい候補と残す候補を分けます。
3. 実戦復習
練習問題で同じ条件を探し、詰まった場所を次の手筋ページへつなげます。
成立例: 連鎖の端点から削除が確定
連鎖条件を満たすため、特定セルの候補が矛盾し、削除が正当化されます。
6
6(S)
6(W)
6(S)
9
6(S)
6(W)
残す候補 削除候補 注目セル 確定数字 行 A-I / 列 1-9
連鎖端点の関係から削除できる例。
非成立例: リンク種類の取り違え
強/弱リンクの区別が崩れると連鎖全体の根拠が失われます。
6
6(S)
6(W)
6(W)
9
6(S)
残す候補 削除候補 注目セル 確定数字 行 A-I / 列 1-9
リンク誤認で連鎖が崩れている例。
誤適用を防ぐ確認
この手筋は、チェックリストの条件がすべてそろったときだけ使います。似た形に見えても、 候補位置が1つでも条件から外れている場合は候補を消してはいけません。迷ったときは、成立図と非成立図を見比べ、 「どのユニットで、どの数字が、どのマスに限定されているか」を言葉にしてから操作してください。
- 候補を消す前に、対象の行・列・ボックスを1つに固定する。
- 削除できる候補と、残すべき候補を分けて確認する。
- 削除後は単独候補や隠れ単独候補が発生していないかを再スキャンする。
練習問題で確認する流れ
記事を読んだ直後は、難易度を上げるより同じレベルで再現できるかを確認します。まずリンク先の難易度アーカイブから1問選び、 このページのチェックリストを見ながら該当する形を探してください。見つからない場合でも失敗ではありません。 どの行・列・ボックスを見たのか、どの数字の候補が残っていたのかを記録すると、次に読むべき関連手筋を選びやすくなります。
どの難易度で使うか
Expert中心。Hard終盤で使う場合もあります。
次に読む解説
解いた後の振り返り
- この手筋で確定できたマス、または候補を消せたマスを1つ記録する。
- 成立条件を満たしていないのに候補を消しそうになった場面を確認する。
- 同じ難易度で次の1問に進むか、関連手筋を読んでから戻るかを決める。